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クリーンハウス ブログ
特殊加工のいろいろ
2022-02-20
オススメ
汗取り・Wクリーニング
みなさんこんにちは
前回まで3回に渡ってお送りいたしましたクリーニングのコースのお話。いかがでしたでしょうか?
お洋服の素材やデリケート度合い、お客様が感じる大切さの度合いによって、スタッフのアドバイスを参考にそれぞれのコースをお選び頂ければ良いかと思います!
さて、本日から新シリーズ!
『≪特殊加工≫のいろいろ』をお送りしたいと思います!
≪特殊加工≫というのは、
≪はっ水加工≫や≪防虫加工≫と言った、
洗いのコースにプラスしてお洋服を守ったり、汚れ落ちを良くする加工のことです。
当店には現在
≪汗取り・Wクリーニング≫
≪はっ水加工≫
≪防虫加工≫
≪スッキリドライ加工≫
≪折り目長持ち加工≫
以上の加工がございます。
これらを分かりやすくご説明していこうと思います!
まずは
≪汗取り・Wクリーニング≫
この加工は文字通り、2度洗いする加工になっております!
ですが、ただ単純に2度洗うだけではありません!
≪汗取り・Wクリーニング≫は
油汚れに強いドライクリーニング+水溶性の汚れに強い水を使ったクリーニングの2度洗いなんです!
タンスから出したお洋服が
「あれ…去年クリーニングに出してからかたずけたのに、
黄ばんでる…
シミになってる…
なんだかニオイが気になる…」
なんて経験はございませんか?
これらは繊維に残った目に見えない汗や皮脂・食べこぼしなどの『タンパク質』汚れがいたずらをしている可能性があります!
スーツやセーターなど、ドライマークのお洋服は水洗いが不向きなため、水を使わないドライクリーニング(スタンダードコースの時にお話しましたね)をするのが主流ですが、、、
実は!これだけでは直接肌に触れる部分に染み込んだ汗や皮脂汚れ・食べこぼしなどの汚れが
繊維の奥に残っているんです。
これらの『タンパク質』汚れは、水溶性のため、
水によってよく汚れが落ちるので、
水を使わないドライクリーニングだけでは繊維の中にタンパク質が残ってしまい、
これが原因となり、時間が経つとニオイや変色(黄ばみやシミ)を引き起こしてしまいます。
そこで、この加工ではドライクリーニングをした後に、
さらに!水洗いもするんです!
もちろん普通の水洗いとは違いますよ!
特殊な溶剤を使用して、なるべく動かさず優しく洗い、お洋服への負荷を抑えております。
だから水洗いしても、型崩れすることなく、お洋服の独特な風合いも保つことができるので、
ドライマーク表示のお洋服やデリケートな素材のお洋服でも安心して水洗いが出来るのです!


繊維の奥にある目に見えない困った汚れもスッキリ落としてきれいになります!
これでニオイや黄ばみや変色から大切なお洋服を守れます!
ものすごく簡単に一言で言いますと、、
“一番汚れ落ちがいいコース”
とも言えますね。(個人的には一番おススメ!)
黄ばみや変色が目立つ白いお洋服、
しばらく着ない間に白カビが付きやすい黒いお洋服(礼服など)、
毎日着てるから汗や皮脂がたっぷりで、ゴワゴワしてニオイも気になるけどたまにしか洗えないスーツ
などにおススメです!
特に夏物のお洋服を片付ける前のクリーニングにはぜひ!
一見汚れがないように見えるお洋服でも、目に見えない汗や皮脂汚れが繊維の中に潜んでいます!
うっかりそのままタンスに入れてしまい、次に着るときに
『え!黄ばんでる⁉』『シミが、、、』
なんてことにならないように、
たっぷり汗を吸ったお洋服から、しっかり汗を追い出して、スッキリキレイにしてから片付けてくださいね。
*シルク製品は水に大変弱いため、おススメできません。
いかがでしたでしょうか?
≪汗取り・Wクリーニング≫お分かりいただけましたでしょうか?
見えない汚れもこれで安心!
ぜひお試しくださいね。
分からないことがあれば、お気軽にスタッフにお尋ねくださいね!